ふらふら散歩道(酒)

ふらふら近所を散歩。昼呑みあり。

真夜中の写真家

先日、社長と電車で移動中に

「大石さんの趣味って何?」

と聞かれた。

「趣味ですか…」と呟くも、明確には答えなかった。

というか、答えられなかったのです。

旅行→ここ2年位行ってない。

食べ歩き→最近はそんなにガンガン食べるとお腹痛くなる。

読書→そもそも、そんなに好きではない。

アニメ・映画鑑賞→追いついていない。

バイク→一昨年に終活。車も去年手放す。

運動→土日にジムに行くくらい。

料理→ダイエットしてた頃より、手軽で日持ちする料理しかしない。

お酒コレクション→肝臓を壊して5年前に全て処分。

 

そして…やっと昨日に自分でも気づいていなかった事を知る。

夕方から深夜の写真を撮るのが好き。

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何の事は無い写真だけど。

必ず最初の1枚がすごく良い感じに撮れる。

エモいって言うのかな?(あまり好きな言い方ではないが。)

不思議と来た事のない場所もノスタルジックな1枚になる。

来た事のある場所も初めて見た景色になる。f:id:ooishisan:20230903230739j:image

光と闇のコントラストをなんとなくアンテナが捉えるのだと思う。
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非日常感な一枚になったりする。
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あっちとこっちな1枚になったりする。
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フラッシュはなるべく使わない。

闇が壊れるし、作り物の光は萎える。
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多分、休職している一昨年くらいに眠れなくて夜中の散歩中に始めたんだと思う。

心も病んでたのだろうけど、あの頃の写真の方がとても心に刺さる写真なのは違いない。

あの頃のような、見ると痛みさえ感じる写真はもう撮れないと思う。

多分、心身共にまともだからじゃないかな?

それで良いのだと思うけど、夜中の写真家は今日も彷徨うのです。