珍しく曇り空でした。しかし、外は温かい。風もなく、椿の匂いが漂い始めてました。
今日はジムが休館なので、朝から断捨離の続き。押入れの布団、昨日に解体したローボードや食器棚を車に積んで、使わない謎のおでん保温器（コンビニにあるヤツの小さいタイプ）やらホームベーカリー、陶器鍋や食器（これが多い…まあ、前世で所帯持ってたからですが）、クッション、毛布、書籍（段ボールで2箱。高校時代からの蔵書）を全て捨てに行きました。
「クリーンセンターしらさぎ」という柏市と鎌ケ谷市のごみ焼却場です。家からは10キロほど離れています。家の近くの南増尾にクリーンセンターがあるのですが、基本的には可燃ごみしか受け付けできないので遠くまで行きました。詰め込み過ぎて、車のリアウィンドウが殆ど見えなくて運転怖かった。
処分費用（布団、大きい板材、ホームベーカリーなどは有料でした）は2200円。まあ、粗大ごみを出すよりは安く済んだので満足。そして押入れが空になりました。物置も殆ど空なので、今度転居する時は家電製品（冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ポット、ガスレンジ）とベッド、PC2台と椅子2脚、スツール1つに毛布2、布団1、ヒーター1、プリンター1、後はアウトドアグッズ1箱と数えられるほどになりました。殆ど捨てた。体感的には持ち物の3/4は捨てた。部屋が広くなった。
ゲーム機も全て売り払いました。ソフトも全て。大したお金にはならないけど、放置されるよりは誰かに楽しんで欲しい。オークションで身の回り品を処分したら3万円くらいにはなった。転居費用と食費に充てよう。
会社から電話あり。病状確認の面談をしたいとの事。解雇にならないと良いけど… もう1年半も休職してるからね。まあ、身体も出来て、心も落ち着いている今なので、今の会社に拘る必要もないけど、再就職先を探す苦労や難易度、アルバイトになる事と比較すれば、それよりは良いかなと思う。
クリーンセンターから帰って来て、オークション商品の発送をして、床屋で散髪してきた。
「ソフトモヒカンにしてください！」
そう言ったら、ソフトの部分が聞こえなかったみたいで、
「本当にモヒカンで良いんですか？」
と聞かれた。危なかった。
そして、断捨離しまくって昨日発見した。梅酒が4ℓ瓶で2つも出てきた。かなり古い物。一つは平成15年6月9日と書かれている。僕の字ではない。丸文字。女の人の文字。記憶にない。平成15年というと…2003年。ああ、所帯持ってる頃だわ。なるほど。31歳。前の会社を辞めて、1年位主夫して、（夜は遠くの友人とネットゲームをし、日中は主夫してました。1年くらい。）丁度今の会社に入って3か月くらいの頃だね。ちなみに、あの年も激ヤセして、90キロ近かった体重が慣れない仕事のせいで、半年で65キロまで落ちたのを覚えている。…全く今と丸被りだ。今は独りだけど。リバウンド注意。
梅酒の瓶を捨てようと思った。しかし中身の味が気になって飲んでみた。（瓶を捨てるのでペットボトルに入れ替えて、中身の梅は古すぎるので廃棄した。）美味しい。酸味が強くて、甘みが少ないが、特にソーダ割は絶品だ。梅酒はウチの母に作り方を教わったのだが…
そう言えば嫁さんも、別居前に真剣な顔で（しかし、少し遠慮しがちに）
「この梅酒（実家から貰って来た物）は持って行っても良いかな？」
と言われたのを思い出した。なんで離婚する時に梅酒を気にしてたのか。なんとなくだけれど今、少しは解かる。アホだなとは思うが。そして、その後に梅酒だけではなく、色々と僕のコレクション（ジブリ、ピクサーDVDコレクション、愛用のクッキング事典、お気に入りの音楽CDなど）を持って行った事が判明する訳だが。
そんな事を思い出しながら、昨日、今日と1.5ℓくらい飲みました。18年物の梅酒か…
スコッチならいい値段するだろうなあ。まあ、自分の漬けた梅酒ですがね。
久しぶりのお酒でもあるし、外も涼しいし、少し窓を開けて、余韻に浸りながら飲んでみます。
