ふらふら散歩道(酒)

ふらふら近所を散歩。昼呑みあり。

程良い街並みと細い道と読書


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こういう細い道ってワクワクします。ですが、周りが住宅街である事が大事。下町風情な裏路地も好きですが、こういう住宅街の小路が好き。愛してる。田舎道はキライ。田舎道は住宅裏路地愛好家からしたら「品がない」のだ。こういう車も通れない、だけど、どこかへ続くアスファルト道が何ていうか、安心感があって、程良く圧迫感があってタマランのだ。


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新柏駅東武線という私鉄沿線の駅のホーム。なんか寂れた感もありつつ、緑の少ない風景が良い。夕焼けと空とコンクリートとほのかな緑が絶妙な気がする。きっと僕にしか分からないのだろうけど。終焉の空気感といえば良いのかな?滅びよ。

 

しばらく日記も更新してなかったので、無理矢理に更新してみましたが、緊急事態宣言が出ている千葉県は、なかなかに非日常の中での日常感が出しにくいですねえ。

だって、ブログのタイトルが「ふらふら散歩道(酒)」と… 今出来ない事だらけですよ。まあ、うん… 

 

今日はね、千葉県立図書館の西部図書館に予約していた本を取りに行きました。久しぶりに本を読もうと思いましてね。まあ、図書館の近くに絶好の読書スポット(21世紀の森と広場)がありますから、すごく恵まれてる環境ではあるのですよね。家から7キロくらいかな、バイクで行こうかとも思ったのですが、最近、ちょっと体重が増えまして…まあ、骨折してて動いてなかったからですね。図書館まで歩いて行きました。

 

途中、いつも目の前を通っている中華屋がカレー屋に変わってました。入った事はないけど。最近、新装カレー屋多くないですか?しかも同じようなステレオタイプな、判を押したようなネパール人系のカレー屋。ナン、ライスお代わりできます、チーズナン100円増し、バターチキンカレー推し、タンドリーチキン持ち帰れますみたいな?! 僕的には町中華屋がネパールカレー屋に浸食されるのはイヤなのですが。まあ、それは次回に語ろう。

 

さて、夕方に家に着き、久しぶりに本を読んでみました。まあ、健康書、ビジネス書、実用書とか、好きな「怪談本」なんかは読んでいるのですが。文学的なものは多分、30代半ばから読んでないと思います。今回は村上春樹を4冊。ちなみに村上春樹は好きではないです。多分、好きではない。読んでて、すごく難しい言葉を使うから。メタファー?ジェネラル?パラフレーズ?敷衍?ただ、それ以外はなぜか「平仮名文章」が多い、謎の作家だと思います。高校から大学の時に読んでいたので、今の自分の読書レベルがどの程度なのかを確認できると思って借りてみた。その結果、うん、まあ、すぐ読める。すごく、なんていうか、村上春樹ってイメージが強くて、本人はコンセプチュアルなものを気にしてると言ってるけど、内容の薄い文章を書くなあと…悪く言うとね。良く言うと、品の良い絵画を見ているような感じかな? そう、文章よりもイメージが強くて、結果、「あれ?この小説、何なのだろう?」となる。少なくとも短編集を読んだ今は4回くらい、それが起きている。文学と言うよりは、絵画や音楽や映画に近いかな。

うーん、この4冊はすぐに読み終えて、次の本を読もう。ジャンル選択が難しいなあ。今の自分に合うジャンルって何なのだろう?たくさん読んでみるのも若い頃にはありだが、歳取って、老眼真っ盛りな今の自分にはキツイなあ。ちょっと図書館で調べてみよう。老眼、老眼、ハルクローガン。アックスボンバーが決まらない。イヤ、ベツニ。イイタカッタダケネ。

 

さて、明日はジムも休館、通院予定もない、当然仕事もない… 何もない。何をすべきかなと思う。最近、外食していないです。今日のカレー屋の前で思ったのですがね。でも正直、食べに行くよりも、最近は自分で作ってしまった方が完成度が高いものが多いのです。決して自画自賛ではなく、何十年も一人で、それなりに、お金と時間を少しかければ、「独身のおっさん」はある程度のジャンルは料理として極められるのです。カレーも例外ではない。酒?タイトル殺しだが、呑みは昨今、宜しくないしなあ。

 

そうだ!確か家の近くに洋食屋があった。しかも住宅街の奥に。ブログタイトル回収です。おめでとうございます!確か、「アイリッシュスプーン」という名前だったかな?そこに行ってみよう。アイルランド料理なのかなあ?どの様なメニューがあるのかは、あえて調べずに行きましょう。

「くつをそろえておいてください」「くりーむをからだにぬってください」「しおをよくもみこんでください」とか逆注文されたりしないよねえ。山猫亭的なね。それでは、いただきます!宮沢賢治異世界。うん、文学と料理か、良きマリアージュな気がする。